厳しい状況でも、少し前向きになりたいので

コロナウイルスの変異が次々、緊急事態宣言、まん延防止……聴きたくないようなことが耳に入って来ますね。
心が不安定になっている人が多いので、近頃グリーン系の話が多くなっています。

当然増えるばかりで止まることが無い世界の感染者数。ワクチンの遅れ、ワクチンの有効性、摂取による体調不良、その中で社会の様相はすごい勢いで変化しているという、誰もが不安ばかりを掻き立てられる状態が二年目に突入です。
ヒトに害をなす新種のウイルスが出たら、安全性の高い特効薬ができるまで何年もかかりますから、その場しのぎの我慢は続かなくなります。
自粛の気持ちが切れてしまう人が増えているのは致し方ないと言えるでしょう。

前に紹介しましたが、「ルールをきっちり守りなさい」という気持ちにさせる色は濃い緑です。
ですが、濃い緑が「ルールを守らない人は悪い人だ」という極端な気持ちを生むことも多いです。自分の思うルールで他者を判断し、批判する気持ちが強くなってしまうのです。
それでは周囲とうまくいかなくなります。
自分ばかり我慢して、損しているような気持になってしまいますね。
本当ならパッとしたオレンジ色で楽しくなりたいし、ピンク色で我儘もしてみたいし、赤で周囲の意見など無視して行動したいです。一気にストレス解消したいですからね。

けれど、今はそれが許される状況ではありません。
そんな時は薄めの緑色に。
今はちょうど春キャベツが美味しい季節。「春キャベツのポタージュ」は黄緑系のパステルカラーで緑より優しい気持ちにもなれますから、お勧めですね。

ルールは守りつつ、他者にルールを振りかざし過ぎないで、今の状況を再確認して、仕切り直しです。
自分も他者も同等に大切です。
感染に繋がる行動は止めなくてはなりませんが、自分の気持ちまで止めないようにしましょう。
コロナで生活が一変して一年が過ぎ、単純な我慢はもう限界。「外出できない」「飲み会できない」「レジャーできない」ということだけで全部が止まってしまうわけではありません。一年、苦しい中でなんとか過ごせたではありませんか。頑張りました。
頑張った自分に、自身が成長した状態で未来を迎えるため、今何ができるか。そんなことを考えるご褒美をあげてもいい頃です。「できない」ことをあげつらうのではなく、今の状況でも自分の明日のために「できること」を考えてみましょう。
そろそろネガティブ思考から離れ、より良くなるためのことを考える時期が来ているように思います。
他者や社会のためには、気が緩んでしまったところは締め直しましょう。
自分のためには、絞めつけ過ぎたところは少し緩めて、気持ちを新たに再出発できたらいいですね。



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大人の対応をしたい時に

カッカとしている人、イライラしている人の傍にいたいという人はまずいないでしょう。
大声で怒鳴っている人は遠巻きにしていたいものです。
グチグチと周囲に批判的で嫌な空気を振りまきながら、他者にあたったり何かのせいにしたりするばかりの人からは離れていたいものです。
けれども、生きていれば思うようにうまく避けていられない時があります。
自分を含めて誰にだって、機嫌の悪い時や気持ちが不安定になる時はあります。
本人には理由があるけれど、こちらには理由なく巻き込まれてしまう場面に出くわすことがありますね。

そんな時、どうしますか?

小さくなってシュンとしますか?
カッとして言い返しますか?
慌てて逃げだしますか?
まあまあとなだめようとしますか?
そうだそうだと同調しますか?
ジャッジして正論でやり込めますか?

そんな時、一番難しいけれど一番簡単な方法は決まっています。

そんなに腹が立っているんだね。
どうにもイライラするんだね。

その人の怒りやイライラ、悔しさ、やるせなさなどに心を向け、言葉を返すこと。

こうして言葉で書くと簡単。この手法はカウンセリングの一つです。
でも、実際にはとても難しいことでもあります。
時と場合、相手の様子、心の動きを正しく感じるセンスが必要で、そこが難関。
プロのカウンセラーであってもズレることがありますから、人の心とは複雑怪奇なもの。

では、日常生活でそういう場面に出くわしたとき、どうするか。
押さえておきたいのは、その場にいながらも「自分の心が巻き込まれないようにする」ことです。
一緒にカッカとしないよう、また、相手の剣幕に負けて縮こまらないように、心の距離を広げて自分の心を守る。
相手につられて自分の気持ちが乱れてしまうと「巻き込まれてひどい目に遭った」というよくある結果に……。

相手の強い空気に巻き込まれないで、冷静に、いわゆる「大人の対応」をしたいですね。

それができるように後押ししてくれるのはこういう色。

グリーンはモラルにのっとりつつ、偏らないバランスの取れた状態に。
マゼンタは自分勝手を抑えつつ周囲に愛情を注ぎ、お世話できる状態に。
ブルーは冷静さと共に、母親のような無償の愛と優しさが溢れる状態に。

イライラ怒っているけれど協力して過ごさねばならない人なら、一緒にご飯を食べたり飲みに行ったりして、ついでに自分と相手にカラーセラピーしましょう。
こんな色の組み合わせの料理があったらぴったりです。
この「蕪づくし洋風餃子」は一皿で完結しています。濃いグリーンとマゼンタ。器の周囲の淡いブルー。

相手にはブルー系のものをお勧めしてください。
青い色の刺激で、脳が冷静さと優しさを取り戻してくれることでしょう。
上手く効果が出れば怒りの裏にある本心を話してくれる可能性もあります。
青い食べ物は少ないですが、大人ならブルーハワイでも飲みに行きますか?
少し色が濃いけれども、ブルーベリーや茄子などの入っている料理もいいですね。
青いカップのやお皿もいいですね。器が青い、テーブルに青い花が飾ってある、ランチョンマットが青……。あなたが青い服を着ていくのもいいですね。

カウンセラーのように言葉で云々しなくても、知らず知らずに脳に刺激が行って気持ちに変化が表れる。
これが、カラーセラピーの真骨頂ですね。
人の話なんてききたくない、何も話したくない状態に対しても、言葉不要で心に有効なのがカラーセラピーです。

頑張り過ぎているのに疲れを無視して限界が来る前に

今の日本で、マイペースで暮らしている人は少ないのではないでしょうか。
職場、学校、家庭、その他どこへ行ってもついて回る人間関係と物理関係によって、その都度制約が生まれて、譲歩したり、踏ん張ったり、我慢したり……。
そうして疲れが溜まっていることに気づける人の中で、更に休める場と気持ちの余裕のある人は幸いです。
休める場の無い人、休むだけの気持ちの余裕の無い人は辛いですね。
職場や学校、家庭でも対人関係で緊張を強いられることは現代の日本社会では多いです。
特に、家庭での緊張状態、頑張らないといけない状態というのは苦しいものです。

世の中では当たり前のように「家は寛ぐ場所」と言いますが、実際にくつろげる家庭はいかほどあるのかなと思います。
調査の場合の、アンケートなどもあてになりません。日本社会の理想が子どもの頃からすり込まれて固定概念になっている上に、比較する以前にその環境で生まれ育ってしまうからなのかなと感じます。
私の場合ですが、自分自身の家庭環境を客観的に眺めることができるようになってきたのは、そこ(家庭、職場等)から離れた後のことでした。
渦中の時は気づかずに、日々の生活に追われて見過ごしてしまっていました。
居心地の悪い環境の中、また、そういう中で傷を抱えた人が日々の生活に追われると場、役割、関係する人の気分や都合などから形作られる環境に合わせようとして、自分を抑え込み、我慢し、譲り、結果として、自分の心身を酷使してしまいます。
酷くなると自分が疲れていることにすら気づけなくなってしまいます。

走り過ぎ、頑張り過ぎなのにまだやるぞ~!という歯止めがきかない人を見かけたら、こんなセラピー料理を一回お勧めしてみるのもいいと思います。
蕪の茎や葉の部分を茹でて絞った汁を使って深い緑色に仕上げた厚揚げ入り蕪の汁物
厳しい自然界で長く耐え抜き少しずつじわじわと育ってきた巨木のイメージの色の組み合わせですね。
立ち止まって、自分の立っている地面を確認する効果があります。
本来大地を踏みしめ、確認して、自分の場を守り、土台を作る気持ちを思い出させてくれる茶色系。
そして、一つ前の記事の深い森の緑に近い、少しくすみのある落ち着きのある緑色。
周りの人が作った役割やルールから、本来の自然のルールを思い出させてくれます。

ただ、大地に深く根を張り、どっしりと動かずじっと耐えるイメージの巨木は、安心感と共に、ゆっくりした成長=死へ向かうイメージもあります。
落ち着いて休んでエネルギーを内側に溜める反面、外への動きを止めてしまうこともありますから、この組み合わせを長く続けず、休もうという気持ちになったら、次は少しはっきりした緑色のものに移行するようにしましょう。

深い森の緑

日本はほとんどが林で、山はあれど深い森というのは無さそうです。
深い森の緑色は、大きな神社の裏手や山の奥、生い茂る木の枝や葉に覆われて薄暗い所の色、緑の葉の影の色とでもいいましょうか。また、日陰で見る緑の葉の色とでもいいましょうか。
ヨーロッパには樹の暗い深緑に囲まれた大きな森に、魔女や山姥など得体の知れぬ恐ろしいものが住んでいるという、森を舞台にした童話がたくさんあります。森に逃げ込んだり森ではぐれたりする物語は多いです。

薄暗い森の中に独り。

多くの人が恐れを抱きます。人類の長い営みの中で森は身を隠せる場所でもあり、命の危険も伴う所でもありました。
集落を作って暮らすようになると、森からはヒトよりも強い力の動物たちやってきて、作物を奪い、家畜を奪い、時にはヒトも餌食になりました。現代でも野生動物に襲われてしまうことがあります。

人間には自然を恐れる気持ちがあります。人間の手に負えない大きな自然には厳格なルールや底知れぬパワーがあります。
弱肉強食、壊れたらすぐには復活しない、一瞬ですべてを破壊する力がある、気づかぬうちにじわじわと変化していく、それぞれがおのずと勝手に成長する。
人間もその中の一部であるがゆえに、自然への恐れを心の奥に誰もが持っています。

自然の決まり事は有無を言わせぬもの。絶対的な正義。

そんなモラルに満ちた場所に行くと、恐れだけでなく、妙に落ち着くことも多いです。
迷うほど深入りし過ぎなければ、森は居心地がよく、心を癒してくれます。
人間が作った自然とはかかわりのない社会のルールから距離を置き、生きもの共通の本来的なルールの中に身を置くと、ほっとします。
社会の中で見失いがちな、生き物としての自然な自分の姿を見出すことができます。

畏敬の念の駆られつつも、なぜか心惹かれる。そんな深い森の緑色です。

セラピー効果

深い森の緑

日常生活で体や心が疲れ切ってしまった時に。
本当の正義を見失いそうな時に。
疲れを癒したい時に、とにかく一回すべてを止めて休ませる方向へ導きます。
また、モラルの上に立って物事の良し悪しを判断し、どうあるべきかを知るのに役立ちます。

自然を破壊し続けている今の私たちは、自然の驚異にもさらされています。
自然を痛めつけると、その中で生きようと自然の生命たちは適応、進化します。
身を守るために毒を持ち、生きるために居場所を広げようとします。
ヒトやモノの移動によって世界に生物たちが散らばります。
外来種は環境が整えばどんどん増え、在来種の栄養を横取りしたり、餌にしたり……。
人間が発展という名の欲で自然をかき回した恐ろしい結果が、自分たちに返って来ます。

ここ数年、社会の中で「許容するよりも批判して排除する」という心の動きが目につきます。
SNSなどの書き込みを見ると悲しく、恐ろしくなるものもあります。
自分勝手なモラルを振りかざせば、周囲を破壊してしまう危険も孕んでいます。
モラルに従って良し悪しを判断しやすくなる緑系の色ですが、自分のモラルの物差しを絶対的な正義のように振りかざし、他者に押し付けないようにしたいものです。
物差し自体も、物差しの当て方や当て場所も、人によって全く異なります。
異なることこそが自然であることを忘れずにいたいものです。

自分の不調を観察し、掘り下げながら同時にケアを

客観的に自分を見つめる。自分の内を眺める。
それが、心の状態を「ふつう」にしておくために有効です。
自己都合や他者都合のフィルターを通さないで、ありのままを見る。

簡単そうでいて、なかなか難しいことです。

疲れているとそうできなくなりますから、まずは休む。
そういう時にはこんな料理をいただくのもよいでしょう。
生青海苔と油揚げのスープ
少し疲れが治まるような気がして来たら、次はこんな料理はいかがでしょう。
豚ロース肉のソテー春菊ソース
2段階に疲れを取ります。
だいたいの目的や説明はリンク先にかかれていますので、特別に付け足すことはありませんね。
こうして、気持ちと体を休めて、休んだ後、どうするか。
自分を見つめたい人は藍色のような深みのある青色。
やることが見えてきたら、黄色。
というように、自分の気持ちや状態に合った色をチョイスしていくとよいですね。
カラーセラピーに数か月ずつ間を開けて継続して来てくださる方々は、そういう段階的な細かなケアができます。
コロナだからと言われますけど、他者と対面で語り合いながらするからこそ、というのがメンタルケアの真骨頂で、やはりそこは譲れませんね。
リモートは気軽ですし、こういうブログから情報を得て試していただくのもいいですが、きちんと状態を根本から片付けるにはリモートや自己ケアでは限界があります。
深い悩みを抱える人ほど、対面でのセラピーをお勧めします。

プロフィール

kokoromidokoro

Author:kokoromidokoro
こころみどころ双月のセラピスト

©こころみどころ双月2016/07/01

生きづらさや人に言えない悩みを抱えてしまった時には声をおかけください。
こころみどころ双月はあなたの思いに寄り添います。

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